一般産業機械部品

メタクリル樹脂（PMMA）は一般的にアクリルと呼ばれ、レンズや水族館の水槽、戦闘機の窓など非常に幅広い分野で使用されております。
また新型コロナウイルスの流行初期には飛沫防止のパーテーションとして注目され、身近な場面で目にする機会がより多くなりました。
更にカラーバリエーションが豊富でデザイン性にも優れているため、雑貨等にも多く使用されております。
ただ熱に弱く硬度が低いため傷がつきやすいことから、加工する際は注意が必要になります。

こういった丸く薄い材料の製品は旋盤で加工する場合チャックで掴むことが出来ず、マシニングで加工する場合はバイスで挟むことが難しいため、
吸着機能のある機械で加工を行うことになります。弊社では庄田鉄工製のNCルーターを活用し、
この薄く丸い製品のようなチャックで掴んだりバイスで挟むことが出来ない製品をを加工してきました。

また近年では弊社で使用しているマシニングセンタのテーブルに自由に搭載することが出来る「吸着テーブル」を導入。
小さな製品を1枚の大きな材料から大量に生産するなど、様々な製品の加工に利用しています。